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ぬかるみ読書録

電子書籍で読んだ商業BLの感想をぬるぬると更新するだけのブログ。

『性格悪い受がぐずぐずに泣かされる本。【デジタル版・18禁】』アンソロジー

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X-BL | アニメイトブックストア

(注意)

R18アンソロジーの感想です。書籍販売サイトへのアクセス及び購入については年齢制限の厳守をお願いいたします。

掲載作家:元ハルヒラ、鳴坂リン、猿和香ちみ、毎時、一二三もげぞう、本仁戻、霧間もっこり、みなみ遥、金井桂、田中鈴木、桜日悌子

感想:

イラストコーナーや企画物なし、がっつりマンガのみというのが嬉しいです。紙書籍が今年1月発売なのでX-BLの中ではかなり電子化が早く進んだ方ですね。それぞれの作品ページ数も十分で、心情重視のものあり、萌えに走るものあり、アホエロに突っ込むものあり、バラエティ豊かで楽しめました。

18禁と言いつつそんなにがっつりエロはないのですが*1、元ハルヒラさんの「天国に夜は来るか」がダントツに良かったです。この一本のために買ったとしても後悔はないくらいツボ。元軍人の男2人が同居していて、うち1人は片足が不自由。恋愛関係にはない2人の微妙な距離感に焦れるし萌えます。本編は連載中でこれは番外編とのことですが、どんなお話なのでしょう。いずれにせよこの2人だけの話でコミックスになるまで作品が溜まることを祈るばかりです。なお、この作品の受は全然性格悪くないどころか攻にとっては天使様なので、アンソロのテーマにも添ってない気がします。でもいいの、面白かったから!

本仁さんの「グラン・ギニョール*2」は、『PINK GOLD 5』にも掲載されていたシリーズもので、直接関係を結べない歪んだ主従愛。今回金井桂さんの作品も3Pものですが、転校生が突然のゲイ告白からなぜか爽やかにセックスで友情を育むことになる金井作品と、本仁さんのお耽美で倒錯的な作品を見比べると、同じ3Pでもいろいろあるんだなとしみじみしてしまいます。

田中鈴木さんは18禁アンソロには意外な気がしたのですが、「アイツの大本命」シリーズのスピンオフで新しいキャラ(多分)のお話です。ビジュアルとしてのエロはほぼなしですが、爽やか系したたか(下僕を装う)×勘違い(王様のつもり)のカップルはまさに「性格悪い受けがぐずぐずに泣かされる」お話で楽しみました。田中鈴木さんの描くキャラクターって、イケメンは絵的にたいして格好良くないんですけど、ブサイクが実にキュートですよね。氷山、可愛かったです。

 

↓↓他のX-BLシリーズの感想も書いています↓↓

*1:色っぽい濡れ場はあるけど局部描写なしなので、18禁という意味では生ぬるいかと。

*2:見るたびに2人の道具として使われている阿木野が不憫になるのはわたしだけでしょうか。本人楽しんでいるならいいけどさ。

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