ぬかるみ読書録

電子書籍で読んだ商業BLの感想をぬるぬると更新するだけのブログ。

『エロほん-なましぼり-【デジタル版・18禁】』アンソロジー

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(注意)

R18アンソロジーの感想です。書籍販売サイトへのアクセス及び購入については年齢制限の厳守をお願いいたします。

掲載作家:(マンガ掲載→)大和名瀬、竹中せい、霧間もっこり、こはねらいら、葉月つや子、流星ハニー、サトニシ、佳門サエコ、東野裕、五城タイガ、阿部あかね、小嶋ララ子、(イラスト掲載→)相葉キョウコ、神田猫、武若丸、橋本あおい、ねこ田米蔵夏水りつ鹿乃しうこ

感想:

紙媒体が出てからずいぶん経っていますがようやくの電子化。X-BLとしては2月の『PINK GOLD 5』から2ヶ月弱での刊行です。

まず大和名瀬さんの表紙の攻、肉体が分厚すぎて「プ、プルシェンコの肉襦袢?*1」とおののいたのはわたしだけでしょうか。確かにしっかりした体描く印象はあるけどこんなだったっけ、と本編(最恐教師シリーズのコスプレお仕置きものです)を確認したところ、今回井吹は服を脱がないままだったので、結局よくわかりませんでした。

全体的にあまりクオリティの高いアンソロジーではないので、「好きな作家が描いていれば買う、そうでなければ見送る」で良い一冊だという印象。マンガ執筆メンバーに名前で買うほど好きな作家さんのいなかったわたしとしては、ちょっと残念な読後感でした。そんな中で唯一といっていいくらい救いになったのは阿部あかねさんの「小っちゃくたって一人前」で、大虎くんがアホかわいくて良かったです。普段阿部さんのマンガってあまり好みではないのですが、これは良かった……!

修正は、リブレの電子新基準と思しき局部に太めの白ライン2〜3本が入るタイプ。性描写の描き込み自体作家さんによって差があり、エロの濃さは作品によってまちまちといった印象です。

 

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*1:ご存じない方はYouTubeで「プルシェンコ SEXY BOMB」で検索してみましょう。