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ぬかるみ読書録

電子書籍で読んだ商業BLの感想をぬるぬると更新するだけのブログ。

『過剰妄想少年 2』ぴい

“大野の特技:妄想だけでイける。”秘密を知る暮島とラブラブな日を送っていたが、ちょっかいをかける同級生が…

収録作品:「過剰妄想少年 2」「過剰搾取少年」、あとがき、おまけ4コマ、おまけ1ページマンガ、(※4コマ以降はカバー下かもしれませんが、よくわかりません……すみません)

感想:

雑誌をほとんどチェックしないため続きがあったとは知らず、発売お知らせメールを見てびっくり。前作の完成度が高かったゆえに、続刊でがっかりしたらどうしようと不安でしばしポチれず……心を落ち着けてから購入しました。

暮島という恋人ができた後も、大野がまだ例の特技を授業中に披露していることに衝撃を受ける冒頭。というかそういうプレイなんですが。ややSM&変態嗜好のある2人なので、妄想プレイに加えて尿道責め、(セルフ)痴漢、お風呂プレイなど新たな趣向をこらしつつ前作よりエロ濃いめ。その分やはり、周辺まで真っ白な白抜きが問題です。輪郭残すなりなんなり、もう少しどうにかならないものでしょうか。

進級して別々のクラスになった2人。目が届かない部分が増えた分、暮島の独占欲と嫉妬は増しています。さらに、大野の新しいクラスメート押崎が、暮島と大野の関係に気づいてしまいますーーが、この押崎くん非常に良い人で、結果的に彼が作品一番の被害者であるように思います。暮島、メンタルがマッチョすぎるんですよね。嫉妬するならするでもうちょっと言葉で伝えればいいのに。

とはいえ、大野がお昼に食べているお弁当は「断りきれず佐々木さん*1からもらったもの」であることが途中で判明し、これは暮島にお仕置きされるのも当然。力関係を武器に暮島が無茶しているようでもあって、大野の無神経さもけっこうひどい、割れ鍋に綴じ蓋な2人です。

全体として相思相愛がベースにあるので前作ほどひりひりした痛さはなく、どちらかといえばラブコメ痴話喧嘩風味。これはこれで楽しい一冊で、懸念の「2冊目でがっかり」とはならず一安心です。前作お気に入りの方にもオススメできるのではないでしょうか。

 

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*1:前作で当て馬的存在だった女子。ただのかわいこちゃんと思いきや打たれ強く鈍感でおめでたいキャラで、わたしは好きです。

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