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ぬかるみ読書録

電子書籍で読んだ商業BLの感想をぬるぬると更新するだけのブログ。

『恋と毛玉とお隣さん』須坂紫那

人付き合いの苦手な一之瀬は、隣に住む土屋と彼の飼い猫・マルと知り合う。よき友人となってくれた土屋たちに感謝する一之瀬。だが、彼に想いを寄せる土屋は欲望を隠すのに必死で……!?

表題作シリーズほか、幼なじみワンコ×ツンデレゲイ、隠れイケメン×ピュア大学生、孝行リーマン×宇宙人タマシリーズを同時収録!

収録作品:「恋と毛玉とお隣さん」「恋と毛玉と好きなひと」「恋と毛玉と魅惑のお風呂」「こいをむすぶ方法」「バカな犬ほどいとおしい」「うちのタマは侵略者」「(書き下ろし)タマの一日」「(描き下ろし)バカな犬のお悩みは」「(描き下ろし)織田くんの夜の楽しみ」「(描き下ろし)土屋くんチャレンジ『夜のお誘い』篇」、あとがき

感想:

初コミックスとのことです。表題シリーズの「恋と毛玉と〜」は、お隣さん同士のほのぼのコメディ猫付き。金髪長髪の一見チャラいものの料理上手で面倒見の良いゲイである土屋と、一見クールで無愛想だけれど内心寂しがり屋で天然の一之瀬。猫をきっかけに親しくなり、恋愛関係に発展するという王道ですが一之瀬の天然+真面目さがいちいち変な方向に暴走しがちで、ロマンスというよりラブコメですね。

表題シリーズ以外にもいくつかのお話が入っています。大学生もの読み切りの「こいをむすぶ方法」は攻の不器用さ+若干感じる変態性が好みで、本コミックスで一番気に入った一作でした。下町ほのぼのSF(?)宇宙人タマのシリーズも、宇宙帝国と下町が謎のハーモニーを奏でており楽しめました。

濡れ場は回数描写ともにそれなりにあり、修正も控えめ。巻末には各シリーズの描き下ろしショートも収められており、作者のそれぞれのお話への愛情を感じるデビューコミックスだと思いました。

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