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ぬかるみ読書録

電子書籍で読んだ商業BLの感想をぬるぬると更新するだけのブログ。

『わがままベーシック』楓木まめ

サラリーマンの春臣は、人間嫌い。そのせいで、会社ではいつも浮いた存在だった。ある日、兄が経営する美容室に髪を切りに行った春臣だったがそこには、自分とは正反対で人懐っこく以前から苦手に思っていた八木の姿だけがあった。カットモデルが見つからず困っている八木に懇願され、仕方なく髪を切ってもらうことに……。それ以来、メル友になって食事に一緒に行ったりするようになり、少しずつ彼にココロを開いていく春臣だったが――。表題作ほか、髪を触られると○○しちゃうサラリーマンのお話など、H&胸キュンラブがたっぷり詰まった1冊☆ 

収録作品:「わがままベーシック」「すれ違いセニング」「ウラハラ スライド」「荒削りな恋をして」「アカイロウンメイ」、あとがき

感想:

先日初めて読んで気に入った作家さん、他の作品も読んでみることにしました。短編集ですが、美容師関係のお話はそれぞれ登場人物がゆるく繋がっておりオムニバスに近いのかな。ひとつひとつのお話は短いものの、どれも見せ場があって、テンポよくきれいにまとまっていてクオリティ高いです。

「わがままベーシック」「荒削りな恋をして」は、対人不器用かつ突然奇抜な髪型にされて動揺する受もわんこな八木くんもかわいかったし、髪の毛を触られると勃起する性癖持ちの受が出てくる「すれ違いセニング」も良かったし、「ウラハラスライド」はヒゲ短髪に翻弄されるかわいこちゃんに萌え萌えだし……。「アカイロウンメイ」のみ美容師関連ではない、学生同士のちょっとファンタジックで初々しいお話で、こちらも良かったです。

あまり派手さや強い個性はありませんが、絵もストーリーもこれといった欠点がなく、安心して安定した作品を読ませてくれる作家さんなのかな。エロはちょこちょこあって、局部は白抜き。表情や描写が色っぽくて、濡れ場の描き方も割と好みです。今後の作品も楽しみ。

 

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