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ぬかるみ読書録

電子書籍で読んだ商業BLの感想をぬるぬると更新するだけのブログ。

『スリーピング・クール・ビューティ』鳥谷しず(イラスト:金ひかる)

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スリーピング・クール・ビューティ (ディアプラス文庫)

スリーピング・クール・ビューティ (ディアプラス文庫)

 

 新米弁護士の悠莉が離婚協議のため面会を申し込んでいるのは、警察官僚の灰音。だが尊大で冷淡な男はなかなか会ってくれず、たまたま遭遇した外出先ではひどい仕打ちをされてしまう。なのにある夜、雨に打たれて彼を待っていた悠莉は、灰音の部屋に招き入れられた。そして、うたたねをする灰音の綺麗な顔を見たとき、その唇に引き寄せられ……?

収録作品:「スリーピング・クール・ビューティ」「マイ・ディア・チェリー・レッド」、あとがき、(本文挿絵あり)

感想:

先にスピンオフの『探偵の処女処方箋』が電子化されてしまっていましたが、ようやくこちらもKindleに来てくれました。商業デビュー作とのことで、若干こなれてない感はありますが、「エリートで変態な攻」「快楽に弱いチェリー受」のパターンは当初から完成されていたのですね。なんだか感慨深いです。

最近の鳥谷さんの作品は基本愛のある強引さ、愛のある言葉責めですが、この作品の灰音と悠莉は割とガチでSMっぽいです。灰音は可愛いものをいたぶりたくなるタイプなようで、言動行動でわざと悠莉を動揺させてみたり(もちろんそれだけでなく、極めて無神経で鈍感な性質の持ち主でもあるのですが)、悠莉が思うようにならなければ苛立ちから無理矢理な行為に出たりもします。水銀体温計で尿道責めはちょっとぞっとしましたよ……その後の展開は萌え萌えでしたが。

この作品を踏まえて読むと『探偵の処女処方箋』の悠莉登場シーンがより楽しめそうなので、早速再読しようと思います。

 

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