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ぬかるみ読書録

電子書籍で読んだ商業BLの感想をぬるぬると更新するだけのブログ。

『眠れる昼は、キミの下』赤星ジェイク

高校生の梢は小さい頃のトラウマからうまく眠ることができない。今、知っている唯一の解決方法は目一杯疲れること。そこで、幼なじみの桂やクラスメイトの伊吹と身体の関係をもっていた。しかしある日、偶然出会った同じ学校の生徒・桑井が気になりだし、梢の気持ちに変化があらわれ――。

収録作品:「眠れる昼は、キミの下」「眠れぬ夜の、子羊と」「豊に咲いた、朝花の」、あとがき

感想:

絵柄自体は好みじゃないし、ストーリーも唐突だったり混線したりしがちなのに、不思議な魅力を感じる赤星ジェイクさん。今回も、やっぱり変な話だったのですが、やっぱり独特の空気に魅せられてしまう、そんなお話でした。

舞台は妙なお坊ちゃん男子校なのですが、設定は特に深堀りされず。眠るため(疲れるため)に幼馴染と体の関係を持っているところを叔父に見つかるも、叔父は楽しそうに眺めるだけで、さらにその出来事も深堀りされず。2人の同級生と体の関係を持っていた主人公が恋に落ちたはいいものの、セフレその2に強引に行為に及ばれているところをセフレその2やら恋する相手やらに目撃され、このまま修羅場かと思いきや何となくみんな仲良くなってしまうのも大いなる謎。

結局は登場人物が善人ばかりで、攻も受もおっとりしたいい子だから何となく許されてしまうんでしょうか(にしても不思議です)。自分でも、こんなただれた話をほんわかした気分で読み進めてしまうのに違和感があるのですが、やっぱり全般としては「可愛い話」なんですよね。多分、合う人は合う、ダメな人はダメなタイプの作家さんなので、とりあえず興味があれば一冊読んでみた方が良いのかもしれません。

ちなみに修正は盛大に白抜きです。それを差し引いても描写の色っぽい作家さんではありますが、やっぱりちょっと残念。

 

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